Acrab
Acrab: Application for Constellation Remote Controlling Assistance on Browser



東京大学地文研究会天文部は,毎年11月に駒場祭でアマチュアプラネタリウムを製作・展示します.プラネタリウム投影機は日周運動に合わせて回転するため,恒星や星座絵などの投影機の制御を無線で行います.
PC側の操作コンソールとして,Acrabを開発しました.Acrabは"Application for Constellation Remote Controlling Assistance on Browser"の頭字語であるとともに,さそり座β星の固有名でもあります.
従来の無線操作アプリケーションはC#/.NETで開発されていましたが,通信をWi-Fi化したのに合わせてJavaScriptでの開発に変更しました.Web制作の技術を活かすことで,視認性が高く直感的に操作できるUIデザインを実現しました.特に,プラネタリウム公演では画面の明るさを最小限にする必要があるため,赤色を基調とした配色とするなど工夫しています.
プラネタリウムでは,解説の場面に応じて投影機の点灯・消灯を切り替えます.Acrabでは,JSONで記述したシナリオファイルを読み込んで,ボタン1つで場面に応じて投影機を自動で切り替えできる機能を搭載しました.シナリオファイルを入れ替えるだけで複数の解説に対応でき,開発者の労力を大幅に低減できます.